鍼灸治療について
当院では日本の伝統鍼灸をベースに、世界中の様々な鍼灸方式を取り入れて、患者様一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療を行っております。
鍼灸治療について
鍼は初めてで痛みが心配な方、鍼は以前経験があるがあまりよい効果が得られらかった方、鍼灸に特化した当院の繊細な治療を是非お試し下さい。原則、鍼灸を中心に各手技も用いて体が内包する治癒力を高めていく治療を行います。 はりに電気を通したりは致しません。
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料金

60分: 100£

120分: 180£

鍼灸を受診いただいたお客様の声

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鍼灸治療について

東洋医学

私たちには本来、様々な怪我や病気を自分自身の生命力で治してしまう[自然治癒力]があります。少しの切り傷なども自然にふさがり、カサブタとなってそのうち治ってしまいます。病院で手術した傷も縫い合わせただけで、傷がくっついて治るのは治癒力があるからです。風邪でも普通の体力があれば、暖かくして安静にしていれば一日二日で治ります。

ところが今、様々な慢性の症状で苦しんでいる方はどうなのでしょうか。東洋医学ではそのような状態を自然治癒力がうまく働かない状態であると考えます。自然治癒力がうまく働けない状態とは自然治癒力の働きを阻害する因子があるということです。

自然治癒力がうまく働けない状態

(自然治癒力阻害因子)
  • 血液循環の障害
  • 自律神経や内分泌(ホルモン)の乱れ
  • 免疫力の低下
  • 筋肉靭帯などの硬化による身体の歪み

これらの阻害因子を除去できれば自然治癒力は自ずから高まり、様々な症状は治癒へと向かいます。

西洋医学とは違った生理病理観で診断し、自然治癒力阻害因子を見出し様々な処置を用いてそれらを改善し治る体に導きます。したがってたとえば、肩こり、腰痛なら単に肩、腰に施術し局所の循環を良くするだけではなく、それらを引き起こしている全身的背景を踏まえて肩こり腰痛の治る体にするのです。これが東洋医学でいう全身治療、全身まるごと治療なのです。

特徴

東洋医学ではまず脈を診ていきます。 脈はただ打っている速さだけを診るだけではなく、脈の深さ、強さ、幅、波形などを総合的に診ていきます。これによって患者さんの心身の状態をリアルタイムで把握できます。また鍼が効いているかどうかということも確認できます。続いて全身の歪み、お腹の緊張、弱り、圧痛、四肢の皮膚、筋肉、腱の状態をツボを介して上記の阻害因子を見つけ、総合的に心身の状態を把握していきこれらの情報(所見)に基づいてもっとも適した治療を組み立てていきます。

日本の伝統鍼灸は、中国と同じく多くの臨床経験に裏打ちされた治療です。単に機械的にツボに鍼を刺すだけではありません。丁寧に体の反応を探り、ツボを見極め、様々な手技により、一鍼一鍼丁寧にしっかり効かせていきます。

鍼の痛みが心配な方

鍼を以前受けたが痛くて苦手、又は初めてで恐怖心があるという方。
当院ではそのような方に特殊なごく細い鍼と、特別な刺し方でほぼ痛みを感じずに治療を受けることが可能です。
ただし若干治療効果は減弱します。お体のご相談の際に、お気軽にご相談下さい。また、鍼を刺したままその場所を離れるようなことは原則致しません。常にお体の変化を確認しながら治療に当たります。

鍼のひびきと痛みの違い

鍼治療を一度受けてみようと思うが、痛そうなのでどうしたものかと迷っている方は案外多いのではないでしょうか。注射で痛い思いをしたり縫い針を過って刺した経験があるからでしょうか。でも、そういう方でも、必要にせまられて、やむなくおそるおそる受けてみると、たいていは思ったより痛くないし、人によっては、むしろ快く気持ちが良いといわれます。一回の治療中全て完全に無痛にするということは難しいですが、いろいろな工夫によって、できるだけ痛くない、さらには心地よい刺激感になるようにと努めています。簡単に鍼治療時の痛みや刺激感について説明しておきましょう。

鍼の太さは注射針や縫い針などとは較べものにならないくらい細いものです。
また、非常に弾力性があってよくしなります。
しかも鍼の先端は鋭く尖っているのでなく微妙に丸みを帯びています。
このような構造上の特色によって、注射針が組織を「切り裂いて」入っていくのと違って、鍼はむしろ「押し分ける」ように入っていきます。
ですから組織を傷つけることが少ないため痛みも少ないし出血することもほとんどありません。

鍼には皮膚を貫通する際の「切皮痛」というものがあるのですが、これに対しては「鍼管」という道具を使って一瞬で皮膚を突き刺すことで対処します、うまくゆけば完全に無痛になります。

実際には皮膚上の特に痛みに敏感な点(痛点)・細い静脈・小さな傷の瘢痕部などに当たってしまう場合がありますので、常に無痛というわけにはいきませんが、痛みは一瞬で軽微です。

「切皮痛」とは別に、鍼には、いわゆる「ひびき」といわれる「痛み」とは微妙に違う特有の感覚が生じます。ツンツンとかツーン、ときにはズシンと言った感じです。

体に痛みや「こり」などの違和感のない人や、初めて体験する人にとってはあまり愉快とはいえないかもしれませんが、ひどく肩が凝ったりしたときはむしろ痛いほど叩いてもらう方が気持ちよいのと同じで、体に違和感がある場合にはむしろ心地よく感じたりもするものです。

「ひびき」は通常それを感じないと効果も出ないといったものではありませんが、時に必要な刺激量は確保する必要があると考えられます。そのため時折「置鍼」といって、あまり「ひびき」を感じない程度に鍼を刺し、そのまま10分間ほど置いておくことで、不快感を減らしつつ刺激を強めるようにすることもあります。ただしときには、いくらか「ひびき」の感覚を辛抱していただく必要のある場合もあるかと思います。

治療効果について

治療直後、痛みや違和感は移動したように感じる場合が多々あります。これはもともあった違和感がなくなって、二番目の体の信号(異常)に脳が気付いたためです。この経過は順調です。ご安心下さい。まれに症状や状態によって、治療直後に効果を感じなくとも、翌朝から2~3日かけてお体がゆっくり変化することも御座います。

一つ以上の症状の治療

一回の治療時間内でしたら、複数ある症状の治療が可能です。もちろんその際追加料金等は一切頂きません。腰痛の治療で来られても、実は花粉症が、、あと生理痛もあります。とういう方も同時に治療ができます。

実際、東洋医学的に診断した場合、複数の症状が関連している場合がほとんどですので、例えば生理痛と腰痛と頭痛が関連している場合、慢性鼻炎と扁桃腺炎と便秘が関連している場合、不妊と肩凝りと胃腸の弱りなど、人によって様々なケースが考えられます。

「こんな症状は治らないだろうし関係ないな」などとはお考えにならず、どしどしお悩みをお知らせください。適切な判断をして全身の治療に当たります。一番つらい症状だけでなく、遠慮なく他のお体の不調を沢山お伝え下さい。